武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2020
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ショー本番を前に最終チェック一人ひとりがそれぞれの持ち場を責任を持って担当。バックステージには真剣な表情があふれています。14一生忘れることのできない濃く充実した時間を過ごせました。ファッションスタイリング科埼玉県立秩父農工科学高等学校 出身島田 萌さん会場の設営から受付までファッションショーの当日はステージや客席の設営はもちろん、受付や来場者の案内なども在校生自らが行います。一人ひとりが責任感を持って全員が全力で自分の役割を果たすことで、ショーは形になります。全員でつくり上げたショーは最高の思い出に学びの集大成として取り組んだファッションショーでの経験は、一人ひとりがめざす将来に必ず活きてきます。ショー全体に関わるプロデューサーという大役を任され、最初は本当に自分に務め上げることができるか、とても不安でした。しかし、ディレクターのみんなに助けられながら、少しずつ自信を持って指示を出したり、進行できるようになっていきました。難しかったのは、演出の中でもショーの印象を大きく左右する曲決め。膨大な曲の中からぴったりのものを探すのは大変でしたが、デザイナーのイメージや服に込めた想いを表現できる曲を選ぶことができたと思います。最初はプレッシャーを感じていたプロデューサーという役割も、ショーを終えた今はやってよかったと心から思っています。この大きな達成感は、在校生だけでつくり上げるショーだからこそ。本番までの2ヶ月間は、一生忘れることのできない濃い時間となりました。

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