武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2020
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GRADUATES WORKING 35高校時代、漠然とファッションの仕事をしようと、MFCへの入学を決めたのですが、2年生のとき、「つくるより、もう少し幅広い分野で服と関わりたい」、そう考えてスタイリストをめざすことに。卒業のときに先生から紹介されて、実際にこの世界で働くことになりました。仕事の中心は、さまざまなジャンルのアーティストたちの服を本人に代わって選ぶこと。相手の希望やイメージを聞き、そこに自分のアイデアをプラスし、つくり上げていきます。「自分らしさ」をプラスする、そういうことを意識するだけで仕事は格段に面白くなりましたね。僕のスタイリングをバッチリ着こなすアーティストのファッションを通して、大勢の人に元気を届けられたらと思っています。「自分らしさをプラスする」だけで仕事は格段に面白くなる。パタンナーの仕事は、デザインをパターンに引いて形にすること。私がパタンナーをめざしたのは、専門学生のときに先生から「あなたはパタンナーに向いているわよ」と言われたことがきっかけでした。以来13 年、毎日楽しく仕事ができています。パタンナーの醍醐味は、何と言ってもつくった服を着ている人と街で出会えること。この仕事をしていて良かったと心から思えるんです。パタンナーには「正解」がありません。なので、柔軟に物事を考える力が大切。学生のうちから素材に興味を持って、デザイナーの想いを形にできる発想力を磨いていってほしいですね。スタイリスト鈴江 英夫 さん2000年 ファッションクリエイト科(現:ファッションスタイリング科)卒大分県立津久見高等学校 出身株式会社H勤務パタンナー藤 裕美 さん2002年 ファッションクリエイト科(現:アパレルプロフェッショナル科)卒東京都立杉並総合高等学校 出身株式会社ファッション須賀Hakka-group 企画勤務自分がつくった服を着ている人と出会えることがこの仕事の醍醐味。ファッションの世界で活躍する卒業生たち12

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