武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2020
16/54

15それぞれのMFCライフ同じときを同じ場所で過ごした4人が集まり、ここで得たものやそれぞれの思い出を語り合いました。 期待を胸にMFCへ笛田 こうして4人で集まってゆっくり話すのは【incubate collection】のショー以来だね。倉上 そうだね。2年生になってからは夏の期間限定shop【incubate】や、冬の【incubate collection】と、イベントが目白押しで、私たち4人も科の枠を越えて深く関わるようになったよね。永田 イベントでファッションスタイリング科の人たちと同じ目標に向かって取り組んでいくなかでいろいろな刺激を受けたなぁ。みんながどんなMFCライフを送ってきたのかもすごく気になる。島田 本当だね。私たちもアパレルプロフェッショナル科の人たちの感性に触れて、みんながどんな想いで服づくりをめざしたのか、どんな学校生活を送ってきたのか、知りたいなって思ったよ。私にとってはあっという間の2年間だったけど、みんなはどうだった?倉上 私はパタンナーになりたくてMFCに入学したんだけど、普通の高校に通っていたから服飾の製作経験はゼロに近かったのね。だけど、先生方の丁寧な指導があったおかげで、一歩一歩着実に成長できた2年間だったかな。永田 私も子どもの頃からデザイナーになりたいという夢があって、高校生のときに大学や短大も視野に入れながらいろいろな進路先を探したの。その中で、倉上さんの言うようにMFCの少人数制で丁寧な指導に惹かれてここを選んだんだよね。入ってみて先生との距離の近さに驚いたくらい(笑)。笛田 アパレルプロフェッショナル科の2人は、入学前からある程度なりたい職種が決まっていたんだね。僕はとにかく服が好きだったから、将来はファッションに関わる仕事に就きたいと思っていて、見つけたのがMFCだったんだ。オープンキャンパスに参加してみて、学校の雰囲気を肌で感じたら「ここだ!」って思って。同じ高校の先輩2人がMFCに通っていたのも決め手だったな。入ってみて、周りのみんなのセンスの良さに驚いたよね。倉上 それ、すごいわかる(笑)。しかも、ファッションを学んでいくから、日に日にみんなオシャレになっていくんだよね。島田 みんないろいろなきっかけでMFCに入ってきたんだね。私の場合は昔からファッションが好きで、高校も服飾系の学校に通っていたのね。それで、高校に専門学校や大学から先生がみえて、各校の説明を聞ける機会があったんだけど、そのときにMFCの先生がとても親切で。「オープンキャンパスに来てみたら」と声をかけてもらったのがきっかけだったかな。参加してみたら、みんなが言うようにアットホームな空気が流れていて、自然とここで学びたいって思うようになったな。永田 先生との距離感の近さは、MFC最大の魅力だよね。一人ひとりの性格や得意なこと、苦手なことまで全部知っているから、いつも的確なアドバイスをしてくださるよね。ついつい頼っていろいろな相談に乗ってもらったな(笑)。成長を感じる日々笛田 僕は毎日が濃くて思い出だらけなんだけど、みんなは何がいちばん印象に残ってる?倉上 私がいちばん印象に残っているのは、やっぱり【incubate collection】かな。学生の間にファッションショーに携われるのは本当にすごいことだと思う。永田 そうだね。MFCに入学する前からあこがれてたショーだったからずっと楽しみにしてたけど、いざ取り組んでみると想像していた以上に大変だったな(笑)。笛田 僕たち3人はディレクターということもあったから、曲決めやキュー出しでみんなをまとめるのに苦労したよね。そういう意味ではショー全体をプロデューサーという立場でまとめ上げた島田さんがいちばん大変だったよね。島田 このファッションショーを通して、全体を俯瞰的に見ることや計画性を持って取り組むことの大切さなど、いろんなことを学べた気がする。でも、ディレクターのみんなに助けられる場面も多くて、3人には本当に感謝してるよ。笛田 本番直前に変更になったところもあったりしたけど、この4人だったから協力し合いながら乗り越えられたと思う。倉上 ファッションスタイリング科の2人は、期間限定shopも思い出深いんじゃない?永田 私たちアパレルプロフェッショナル科がつくった服を販売してくれてありがとう。笛田 僕はリーダーとしてお店の運営全体に関わることができて本当に楽しかったな。VMD、バイヤー、人事育成、プレスという4つのセクションがあって、SPECIAL TALK VARIOUS MFC LIFE

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る