武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2020
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GRADUATES WORKING 6537入学以前から服をつくっていましたが、もっと本格的に学ぼうと思いMFCに入学しました。卒業後は縫製の道に進もうと、縫製工場に勤めていた時期もありました。でも、「つくること以上に人を喜ばせることが好きなんだ」と気づいて、販売の道へ進むことにしました。服選びのお悩みを一緒に考え、お客様の笑顔を見られる、それが販売の面白いところです。以前、あるお客様からお礼のメールを頂いたときには、「心から喜んでいただけた、お客様に似合う洋服を見つけられた」と、本当に嬉しかったです。今はマネージャーとして関東・関西6 店舗の担当をしていますが、一人でも多くお客様に好かれるスタッフを育てていきたいですね。つくること以上に、人を喜ばせることが好きなんだと気づいたんです。学生時代は感覚を養う大切な時期。特にファッションショーは貴重な経験でした。服づくりからモデル選び、構成、演出などすべてに関わり、達成感は大きかったですね。卒業後『666』というブランドに入社しましたが、商品企画やデザイン、発注、生産管理まですべて任されることに。最初はいろいろと苦労もしましたが、何もわからないところからショーをつくり上げたという自信から、「なんとかなる」と思うことができました。昔は「つくりたい」という思いが先走っていましたが、今はチームの大切さを実感しています。仕事の多くは地道なコミュニケーションの積み重ね。その結果として商品を気に入ってくれるお客様が増えてくれたら嬉しいです。学生時代のファッションショー経験が「やればなんとかなる」と自信になった。ファッションアドバイザー(マネージャー職)前野 祥子さん2005年 ファッションクリエイト科(現:ファッションスタイリング科)卒埼玉県川越市立川越高等学校 出身株式会社レイカズン勤務ファッションデザイナー中野 貴史 さん1998 年 プロフェッショナル科(現:ファッションマスター科)卒埼玉県立鷲宮高等学校 出身株式会社フェイスインターナショナル勤務

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