武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2021
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ファッションスタイリング科東京都立葛西南高等学校 出身石川 亜紀さん会場の設営から受付までファッションショーの当日はステージや客席の設営はもちろん、受付や来場者の案内なども在校生自らが行います。ショー本番を前に最終チェック一人ひとりがそれぞれの持ち場を責任を持って担当。バックステージには真剣な表情があふれています。モデルとして製作者の想いを表現しました。2年連続でモデルとしてショーに出させていただきました。入学する前、まだ高校生だったときに一度、実際にショーを見たことがあったので、先生から「モデルをやってみないか?」と言われたときは、あの舞台に自分が立つなんて、と信じられませんでした。しかし、こんな機会は後にも先にもないと思い、思いきって引き受け、とにかく堂々と歩けるように練習を頑張りました。1年生のときは先輩のつくった服を、2年生のときは自分のつくった服と同学年のアパレルプロフェッショナル科の友達がつくった服を着てランウェイを歩きました。人がつくった服はやはり製作者の想いを預かっているので緊張したのですが、その服が最も魅力的に見えるようにヘアメークや歩き方などを工夫して、ショーの後に製作者から「良かったよ」と言われたときは嬉しかったですね。12一人ひとりが責任感を持って全員が全力で自分の役割を果たすことで、ショーは形になります。全員でつくり上げたショーは最高の思い出に学びの集大成として取り組んだファッションショーでの経験は、一人ひとりがめざす将来に必ず活きてきます。

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