武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2022
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GRADUATES WORKING 29高校時代、漠然とファッションの仕事をしようと、MFCへの入学を決めたのですが、2年生のとき、「つくるより、もう少し幅広い分野で服と関わりたい」、そう考えてスタイリストをめざすことに。卒業のときに先生から紹介されて、実際にこの世界で働くことになりました。仕事の中心は、さまざまなジャンルのアーティストたちの服を本人に代わって選ぶこと。相手の希望やイメージを聞き、そこに自分のアイデアをプラスし、つくり上げていきます。「自分らしさ」をプラスする、そういうことを意識するだけで仕事は格段に面白くなりましたね。僕のスタイリングをバッチリ着こなすアーティストのファッションを通して、大勢の人に元気を届けられたらと思っています。「自分らしさをプラスする」だけで仕事は格段に面白くなる。ファッションアドバイザーとして店頭に立って感じたのは、学校で学んだことすべてが役立っているということです。私が勤めるショップはビジネスウェアに特化したブランドということで、スーツのお直し依頼を承ることも多いのですが、在学中にお直しについて学んでいたおかげで、ご要望をイメージしやすいですし、接客する上であの経験があって本当に良かったなと実感しています。若手主体のお店なので任される部分も多く、私は入社当初から担当している店内美化に加え、販売促進も任されるようになりました。まだまだ経験不足な面も多いですが、接客したお客様が喜んでくださるとこの仕事を選んで良かったなと感じます。スタイリスト鈴江 英夫 さん2000年 ファッションクリエイト科(現:ファッションスタイリング科)卒大分県立津久見高等学校 出身株式会社H勤務ファッションアドバイザー石川 亜紀さん2020年 ファッションスタイリング科 卒東京都立葛西南高等学校 出身green label relaxing勤務学校で身につけたことが今の私に自信をくれます。ファッションの世界で活躍する卒業生たち12

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