武蔵野ファッションカレッジ 入学案内2022
32/46

パタンナーの仕事は、デザインをパターンに引いて形にすること。私がパタンナーをめざしたのは、専門学生のときに先生から「あなたはパタンナーに向いているわよ」と言われたことがきっかけでした。以来13 年、毎日楽しく仕事ができています。パタンナーの醍醐味は、何と言ってもつくった服を着ている人と街で出会えること。この仕事をしていて良かったと心から思えるんです。パタンナーには「正解」がありません。なので、柔軟に物事を考える力が大切。学生のうちから素材に興味を持って、デザイナーの想いを形にできる発想力を磨いていってほしいですね。自分がつくった服を着ている人と出会えることがこの仕事の醍醐味。もともと「ものづくり」に関心があり、漠然と「ものをつくる仕事」をしたいと考えていました。そんなときMFCの学校説明を聞いて、服づくりに興味を持ち入学しました。それまでミシンに触ったこともなかったのですが、授業で「縫う」ことの楽しさに目覚めました。0から形にすることに「ものづくり」の実感があったんですね。それで縫製の道に進みました。いかにデザインの良さを損なわずに寸法を変えるか全体を考えて縫製するなど、さまざまな学びが今に活きています。MFCには相談すれば応えてくれる先生もいるので、ちょっとした興味からでも必ずやりがいをひとつは見つけられると思います。「ものづくり」への興味から、「縫う」ことの楽しさに目覚めました。56GRADUATES WORKING 31パタンナー藤 裕美 さん2002年 ファッションクリエイト科(現:アパレルプロフェッショナル科)卒東京都立杉並総合高等学校 出身株式会社ファッション須賀Hakka-group 企画勤務総合職齋藤 真生人さん2014年 ファッションマスター科 卒埼玉県立上尾鷹の台高等学校 出身株式会社フォルムアイ阪急メンズ東京勤務

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る